東京医科大学 同窓会

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会長挨拶

髙山雅臣会長
髙山雅臣会長

去る5月22日開催の平成28年度定時社員総会にて次の2年間同窓会代表理事(会長)を務めさせていただくことになりました。同窓会員皆さまのご理解とご支援に応えるべく、同窓会運営に尚一層努力いたす所存でございます。ご指導宜しくお願い申し上げます。

大学に続いて3年後には創立100周年を迎える同窓会は大学創立に奔走した第1回卒業生78名から数え、会員総数13737名になります。会員のひとりひとりに自分たちが創った大学、自分たちが運営に携わっている大学という意識のDNAが現在も強く受け継がれているのは、壮絶な創学の経緯から見て自然のことです。先輩たちが会員相互の親睦・母校への支援と社会貢献を旗印に掲げ、その時代その時代の難関を超克し、営々と築き上げた同窓会を継ぐに当たってはこれまでの習わしに従うのでなく、社会環境の変化を深慮しつつ新たな考えも取り入れ、組織を一層盤石強固なものにしなければなりません。

1951年、米国の実験社会心理学者S.E.アッシュがある実験を行いました。8人の被験者集団にある長さの線を見せ、次いで別に示した線3本の中で同じ長さのものを選択させた。7番目の真の被験者以外はサクラで、事前に示し合わせた誤った線の一つを選ぶように指示されていた。線の長さを変えながら18回のテストで真の被験者がサクラ7人に同調して誤った線を選択した誤答率は32%で、しかも回答が誤りと認識していた。また逆に、自分と同意見の正解者が一人でもいるとこの同調発生率は格段に下がった。即ち、自分と同意見のものが一人でもいると、異なる意見を持つ多数者に対して自分の意見を表明し易くなるとの結果です。この実験は集団圧力と同調行動という現象を明らかにしていますが、組織運営にあたって留意すべき大切なことです。

現在の同窓会は一般社団法人化によって常任理事会、部・委員会、理事会、総会にて会員(社員)の意見を交わし決定、実行という運営行程が定着しました。しかしながら、組織維持には継続的な進化の改革が必要で、各分担組織においては、思考、行動のマンネリズムを避けるために構成メンバーに流動性を持たせることが必要です。しかし、学問才幹共に優れた人は社会のどの分野からでも求められていて、無償で、地理的、時間的制約がある同窓会活動には参加がなかなか難しい方が多いのは致し方のないことですが、今期この2年間だけは何とか時間の遣り繰りを、と枉げてお願いしながら年間事業計画実施のご支援をお願い致しております。皆さま方のご協力を心より感謝申し上げます。